ポルシェ初のフルバッテリーEV。現在主流のEVの2倍となる800V(ボルト)のリチウムイオンバッテリーをホイールベース内フロアに収め、WECマシンの919ハイブリッドと同系の永久磁石同期モーターを前後に1基ずつ搭載。
2基合計出力は600hp以上。4輪を駆動(4WD)すると同時に操舵機構(4WS)も備える。
定格800Vのリチウムイオンバッテリーの採用により短時間き複数回の全開加速が可能となり、0→100km/h3.5秒以下、200km/hまで12秒未満で到達する。
しかもフル充電の航続距離は500kmを超え、専用の「ポルシェターボチャージング(800V)」急速充電システムを使えば15分で80%チ ャージが可能で400km走れるという。
軽量なボディ素材はアルミニウム、スチール、カーボンファイバー強化プラスチックによる複合(ハイブリッド)で、フロント21、リア22インチのロードホイールもカーボン製だ。
フル4シーターのパッケージングは、前後にスペース効率を損ねるパワートレインを持たないEVな
らでは。全体から醸し出される雰囲気は、明らかにポルシェにとっての主力市場のアメリカを席捲するテスラモデルSを強く意識していることを窺わせる。
果たして半世紀を超えて人気を保持する911に取って代わるポルシェの本流となり得るか?50年後、いや10年後は911カレラかMISSIONe? 是非ともこの目の確かめて見たいものである。
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