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2015年2月15日日曜日

御神体 NDロードスターのルーツ

  『御神体』 現在のマツダデザインフィロソフィーは魂動:Soul of Motion。獲物を狙う一瞬のチータの肢体をモチーフにして造形されたオブジェ。これを元にデザインされたオリジナルがShinari(靭しなり)で、CX-5、アテンザ、アクセラ、デミオという一連の最新作にもエッセンスが盛込まれている。


  NDロードスターもこの御神体の要素が随所に見出せる。靭とそっくりといえるディテールが散りばめられている。この御神体は生産部門(工場)の金型製造の匠達が、クレーモデルからデータを取り、金型を起こした逸品で、3Dプリンター製作の樹脂ものも存在する。


マツダは1980年代後半からFEMやCAE、CADを積極的に導入し、ボディ解析やシャシー設計(E型マルチリンクサスなど)力を入れている。この分野のパイオニアで、同業他社も一目置くと言われている。NDのデザイン開発にも相当力を発揮したのではないだろうか。



  今年のNAIAS(北米国際自動車ショー:デトロイト)は、スポーツカーの復権とデトロイト勢(とそれに追いすがろうとする日本勢も注力する)のドル箱ピックアップトラックが注目された。シェール革命で明らかに緩んだという感じ。デトロイト郊外のガソリン価格はガロン2ドルを切った。久々に見る1ドル台のプライス表示に複雑な思いが湧いた。今年は荒れるね。

  マツダはNAIASのお祭騒ぎを避けて(?)年末のLAショーで一花咲
かせていたので、今回のNAIASは音無の構え。MNAOのケルビンを表敬訪問しようと足を運んだけれど空振り。まあそういうこともある、とNDの前を差し掛かったら面白い光景が……男数人がたむろっている中心に見えげんばかりの大男がいて、おもむろにNDの車内に。




  座って大笑い。アタマ完全にはみ出て、トップを上げるとつっかえていた。身長どんだけ? 聞くと「2m!!」 NDロードスターは、NAよりコンパクトに仕上がっているが、キャピンはNAのUS95パーセンタイルに対して95+1ぐらいとのケルビンの説明。でもさすがに2メートルは無理だね。


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